愛用している歯磨き粉を教えて!

お題は
愛用している歯磨き粉を教えて!
...だそうです。実際の使用者以上にザクトライオンを答える人が多そうですな。
ザクトは違うのだよザクトは。というわけで本当はデンターシステマ。
 なぜかライオン製品を選ぶことが多い。味付けはグリーンサンスターやアクアフレッシュのほうが好きだったりするのになんでだろう?やっぱり店頭で手に取りやすいところに陳列されているってことでしょうか。
 こだわりが無いものほど、意識せずとも自然とブランドは同じになってしまいます。こだわりがある消費財ならば徹底して各社の商品の特性・特質を比較検討してよいものを選ぶために、結局陳列された商品を一通り試したりする(決して毛生え薬ではないぞ、一般的な傾向について行っているのであってだな(以下略))わけですが、試して決定打を決める前に新商品が出てそれを買うという形になってしまいます。だからその商品に対してなんら興味がないただ適当に買ってきている人に見えるかもしれない。
 ライオンばかり使っているのも別に資本関係の企業に勤めているとか好みとか質が良い悪いとかでは全くなく、純粋に興味がなくて、適当に買ったらそれであることが多いというだけ。歯ブラシもビトウィーン…。これらは明らかに商品陳列の勝利ですな…。でもこれが旅行用歯ブラシセットとなると突然サンスターを選んでいることが圧倒的に多くなる。旅行用という用途限定で合理性だけを考えるならばどこぞの町工場の歯磨き粉入り使い捨て歯ブラシが一番いいのでしょうが、合理的でなくとも歯ブラシセットを選択させるというのもサンスターの商品陳列の上手さってところでしょう。

祝 第二東名開通

 この新しい道路において永遠に誰一人事故りませんように。とりあえず、ものすごいハイスペックな道路(なんと時速120Kmで安全が担保されている!!)なので人為的な事故はあまり神経質にならなくても安全だと思いますが、新しい道路の常として、動物注意ね!もちろん、動物を避けてきた左右レーンの車が割り込んでくることを想定して走ってね。
 4月14日に御殿場から三ヶ日まで開通予定です。連休前に開通というのがちょっとあざといが借金とっとと返さないといけないからほかのタイミングはないというのもわかる。わたしも走ってみたいが…バカでサイテーで下品に速いドライバーが出そうなので、しばらくは国道1号の静岡県内バイパス群でお茶を濁しておこうかなと。磐田バイパス・浜名バイパスなんて文字通り高速道路だから。とりあえず、御殿場・三ヶ日付近に交通集中による自然渋滞が恒常的に発生するのは陽を見るより明らかなので、国道1号に迂回しておきます。俺は少なくとも連休中には静岡県に用事はない。(失礼!)
 ところで、東の果ての御殿場JCTから海老名がつながるのは2020年の計画なんですね。246秦野付近の渋滞はより悪質化してしまうことでしょう。下手すると松田から御殿場までが渋滞ロードになるかも。ロードサイド店を開店するなら今がチャンスですな(ただし2020までに利益上げて店たたむ覚悟で。)。

セカイの掟第2章第4話第3部

 定峰の九十九折はしぶとい。これでもかこれでもかといい加減飽きるほどに続く。対向車の恐怖と常に隣り合わせ。カーブミラーは必見。ライトは昼間でも必須。我が物顔で車線のど真ん中から真正面から登場するインプレッサ・レビン・180SX…。比較的コンパクトなスポーティカーとはいえ、こちらのストーリアX4と比べたら重量級。ぶつかったら当たり負けする相手ばかりだ。しかしそこは志度選手、どのタイミングであってもかならず譲り合いなしなのにいっさいお触りなしですり抜けていく。理論上ありえないだろ。どこ走ってるんだ?あたかもこの道が待避所必須の1〜1.5車線の道路ではなく対向二車線あるかのごとき速度でガンガン前へ前へ進んでいく。しかし狭い道の離合では間違いなくハーレーが有利だった。対向車が現れるたびに着実に差をひろげていき、かろうじて視界内についていけていたハーレーウェステンラの姿はすでに見えなくなっていた。
 ベロナも(ご芳名を記入:_____)も勝負はあったと思った。254で爆音のハーレー・ウェステンラの歌声を聴くまでは…。
 ハーレーウェステンラは254沿線のイベント会場で歌っていた。彼女の染み入るような澄んだ美しい歌声は歪んだ拡声器やTR-909の強烈なダンスビートをも飲み込み、観客を魅了している。
「バイクの森の精…ハーレー・ウェステンラさん来たる?」張り出されたポスターを字をなぞりながら(ご芳名を記入:______)は読み上げた。ようするに、あらかじめイベントの仕事があったらしい。反対側に行くことになったらどうするつもりだったんだろう?
志度は、「やはり速いだけじゃない…。なんて素敵なんだ」と素直に感動している。

 彼女は曲目を歌い終えると、「ばいばぁい、ぶぁいく!」と言い放ち、ハーレーにまたがって再び東へ。志度はついていくが、途中でコンビニに彼女は入る。志度も付き合うように入る。志度と(ご芳名を記入:______)は缶コーヒーを買うと、レジの後ろに並んだハーレー・ウェステンラは、とんでもないことを言い放った。「まだ勝負はついてないわよ。東松山のI.C前交差点を通過するまでは。」

…to be continued

セカイの掟:第四章第三幕:ベロナの大きい事は良いことだ


 「あけましておめっとさん」ベロナがアパートに突然訪ねてきた。
「あけましておめでとうございます、今年もよろしく...」(ご芳名を記入:_____)が言い終わる前に、
ベロナが、「(ご芳名を記入:____)はん、うちが一か月かけて作ったおせちたべて」と重箱を差し出してきた。ポテチやら海苔の佃煮やらパックごはんに卵落として食う正月よりはましかもしれないので、とりあえず上がってもらった。
「あてにしていた豊受姫は大晦日から初詣だって出かけて行って、俺の飯はこんなジャンクなもんなんだ。なんでもいただくよ」、ポテチやらパイやら海苔の佃煮やら見るからにジャンクな食事をさして(ご芳名を記入:_____)がいった。
「あの娘は初詣「される」側だから、仕事よ。毎年の話。あなたがそうなっていることはお見通しよ」
「危ない酒を密造するのが趣味な、飯作ってくれる便利な女(「ひと」と読む)としか思っていなかったがな」
「ま、彼女は三が日は連続勤務だから。鬼の居ぬ間に...これ食べましょ」
ベロナが持ち込んだ重箱をあけると、酸っぱいにおいが広がった。
「酢キャベツ?」訝しげに(ご芳名を記入:_____)は聞いた
「そうよ、私の酢キャベツは足で踏んづけた本格製法よ」...本格はいいんだけどね。衛生面は平気なのでしょうか?
「いや、ふつうおせちに酢キャベツはないだろう。次いってみよう」
二段目には土色のかたまりがゴロゴロと。ポテチやらの正月を避けたのにやはりこれは…
「じゃがいも?」訝しげに(ご芳名を記入:_____)は聞いた
「バターつければじゃがバタになるよ」それぐらい知っています。
「三段目はソーセージだろ」
「正解」
変なおせちだが、いただくものはこういったジャンクなほうが気が楽で良い。
へんなおせちをつついていると、外でエボエンジンの爆音がこだまし、チャイムが鳴った。
ま、この話の流れからいけば来るだろうな。
「あけましておめ○」ハーレーの少公女がその美貌からは想像を絶する下ネタをいう..
そうだったのか、観音様御開帳ですか。。。そういえば物語がはじまったばかりのころ、ベロナのこともすごい名前で呼んでいたよね。
 ハーレー・ウェステンラはスーパーの袋に怪しげなものをいろいろ詰め込んでいる。
「やっぱりお正月はお雑煮でしょう?」と、なにやら料理を作ってくれる様子だ。
(ご芳名を記入:_______)は、スーパー袋の中をあらためた。ドイツ家庭料理を一か月かけて作った上に「おせち」として持ち込む女の友人だ。どうせろくでもないものを…。
「にぼし、ひき肉、たくあん、大福、ジャム、セミの抜け殻...。」
(ご芳名を記入:______)は訝しんで「お前、いったい何作るつもりだ?」とハーレー・ウェステンラに聞いた。
「もちろんお雑煮よ…。」
今年も新年早々縁起が悪いぞ。
(ハーレー女史の部分は2/5に追記。それ以前は1/7付)

初夢セカイの掟…というか第III章第VII話

  今日は新しい派遣先。大手電機メーカーだ。うきうきしながら、派遣先に入ると、
「あなたたちは今日から私たち、バブル入社組、あぶく(48)の指示に従うのよ!」
と5人組が出てきた…。5人組の対峙する人間という構図に嫌な予感を感じつつ、指示を聞く。
「(最寄の大きい駅を記入:________)にある(最寄りの家電量販店を記入:______)に、うちからの販売促進員として、このエプロンをつけて入るのよ。終業の際には、競合他社製品含めての売り上げのデータをこの番号にFAXするように」
要するに産業スパイじゃないか...なぜに派遣を使う?!ま、理由は自明だが。ハイリスクローリターンな現場だ。下手すると簀巻きにされて海に沈むかもしれない。これで超安月給だからやってらんねぇよな。多分この指示を聞いた以上は逃げることもできまい、身の安全を確保するにはミッション遂行以外なさそうだ。ともかく標的の店に着任。
 なんという国だ、産業構造そのものが腐っとる。ノーリスクハイリターンか、ハイリスクローリターンの仕事しかなく、身分の低い俺たちは、危険な仕事で最低限度の生活水準、いらなくなったらトカゲのしっぽ切り。こんな呪われた民族、国ごと、いや地球ごととっとと滅んでしまえとも思うが、そういった心の隙間を開けていると、心の隙間を付け狙うように、どでぇえんと、ベロナが客としてやってきた。こいつは地球をリアル粉砕する可能性がある奴だ。地球ごと滅んでしまえと勢いで思ったとしても目の前にそれが実現可能な選択肢として提示されてしまうと、自分が滅んでもいいじゃないか。地球全体が滅んだら同じことだしと思えるだけ俺はまだ心が豊かなのだなと実感する。
「いらっしゃいませ、本日はどのようなものをお探しでしょうか?」店員として普通にふるまった。そんな(ご芳名を記入:______)を、ベロナは哀れむようにじっとを見た。
「ついにそんな姿に…。私の愛しい男(「ひと」とよむ)。」
事情はすでにお見通しのようだ。
「これあげるわ。」と何か冊子をくれた。表紙には「(最寄りの家電量販店を支店名込で記入:______)売り上げ簿」と書かれていた。中身をあらためると、どエライモの絵とか、マース・カニンガムにまつわる62のメゾスティックスの楽譜というか歌詞カードというかやらバカげた紙で満たされている。表紙から数枚と裏表紙から数枚はある程度リアルだが、よく読むと金額の単位がペリカとか書かれていて悪意に満ちていた。
終わりがけ、それを指示通りファクシミリで送った。翌日から来なくていいといわれたのは言うまでもない。


年末年始だよセカイの掟:特別編2011−2012

 七日の昼下がり、正月やら仕事やらで疲れて二度寝していた(ご芳名を記入:______)のアパートの前に大型トレーラが停車した。突然ドアを開けてきたは豊受姫「たらいまぁ、かえったよぉ、あけおめぇ」なんか酔っぱらっている。酒造りが酒に飲まれちゃアカン。
 ベロナの前では偉そうに言いながらも実際に豊受姫を目の当たりにすると、それが出来上がっていたとしても、やはり畏れと下心その他多数の感情が入り混じって(ご芳名を記入:______)は畏まってしまう「お嬢さん、あけましておめでとうございます。」
「たらいまぁ、ダーリン(はぁと)」、ダーリンなんて呼びかけるセカイ系のキャラはあれしかいない。サ○エさんのフネ…じゃないほう。っていうかサザ○さんはセカイ系ではないだろう。
「だいぶ出来上がっているな。女神が酔うなんてコーラでも飲んだケ?酔っぱらって運転しちゃアカンぞ」
「運転は、私がいつもお世話になってる神職さんよ。」連れてきた神職はなかなかの色男だった。
「はじめまして、うちの主祭神さまの第10538代目ツバメちゃんに就任された(ご芳名を記入:_____)さんですね?お会いできて光栄です」
「おれがツバメちゃん…ねぇ。第xx代とか就任とかいう言葉に最も似合わない役職だな。まず人を呼ぶ前に自分が名乗るのが筋だろう」(ご芳名を記入:_____)は不機嫌そうに返した
「作者の現実世界の身の危険を鑑み、おいおい前向きに善処する方向で検討させていただきます」
「おいおい、まいいや、モデルとなっているのが具体的な特定の人物だったり、やんごとなき人物だったりするんだろ。」
「いや、実はまだ考えてないだけです。ストックされている未使用の名前を使うほどの頻度で出てきませんから」作者を代弁して神職が言った。
「そしてね、第10538代目で最後にするわ、ついに私の若返不老不死の霊酒のレシピが完全なものになったから。」豊受姫が恐ろしいことを言う。コラその酒で何をするつもりだ…俺は飲まんぞ。(そんなもん飲んだら物語の最終話が主人公の自殺か雲隠れしかなくなってしまうではないか)
「で、それはいいんだが、そのトレーラに大量に鎮座している物資はなんだ?」
「酒よ。地元の酒造業者からの奉納。…ちゃんと商品として売っているやつだから変な効果はないわよ。」
「神官さんにもらってもらえよ、いろんな行事で使うだろうに。うちにもってくんなって。」
「うん、ほとんどは普段お世話になってる神官さんたちのところと、神社の倉庫に置いてる。なにせ地元が酒処だし、全国各地の支部からもあつまってくるから…とても一年の
行事で使いきれない」
 確かにこの分量は一度に排水溝に流したら水質汚染やら生態系に影響を与えかねない。やはり適正なところに適正に使用するしかなさそうだ。新年早々厄介なモノを背負ってしまったようだ。下手に処分を手伝えば何か怪しい酒も呑まされそうだ。
 「うちは酒造業者がいろいろおさめてくるけど、処分しきれない分は友達と交換もしてるから、こんなのにも変えてきたよ」とトレーラの奥から酒でない何かを持ってきた。
化粧品、女性モノの衣類、規格外の螺子や発条などの工業部品、中には何に使うかわからない金属の欠けている輪(ピストンリングか?)など、いずれも男である(ご芳名を記入:_____)には無縁のものだったり、単品では機能しないものだったりだった。タイミング的に近くてモノをいっぱい積んでいるといっても「宝船」とはえらいちがいだ。マジでいらねぇ。
「新製品の成功を祈願したのね…」


主人公男に対して、主人公(女)がふさわしくないと告げる登場人物

  先人たちの残したいくつかの偉大なセカイ系作品間で有無が分かれるが、当該要素が有る作品にはほとんど同じような内容が入っている、主人公(女)があまりに偉大または強力すぎて、未熟である主人公(男)が相応しくないと告げに来る登場人物について、読者=主人公(男)と大々的に宣言している以上、読者に対してとても失礼ではないかと物語への導入を迷っている。
 元ネタをぼやかしていると見えるものも見えなくなるので、整理しアレンジの方向性を模索してみよう。

作品AM:
 悪魔として登場後ほぼレギュラー化
作品GT:
 もともとレギュラー、ただし存在感は薄い。主人公(女)の付き人のジジイ
作品SO:
 新規登場、主人公(女)のほうに告げるが、3柱の主人公(女)として仲間入り完全レギュラー
作品KH:
 ジェンダーが反転(女性向けの作品と思われる)している。
 明確な敵というよりは距離のある仲間(天狗)。レギュラー
作品TL:
 該当要素なし。ただし主人公(女)と同等の地位であるとする、物語を通して終始敵でありつづける人物がその権限で暴れまくる

登場する作品をいくつか洗い出した時点で判明した新事実、
「セカイ系作品において、主人公(男)は主人公(女)に釣り合わないと告げに来る登場人物が出てきた場合、その登場人物はレギュラーとなる。」


セカイの掟:第一章第四話:極め付きオバハンの方

  (ご芳名を記入:___________)ご一行は奈良公園につきました。
ベロナは何も言わずにそそくさとトイレに一直線。ハーレー・ウェステンラは降りるなり「ロングドライブの挙句奈良公園?...」明らかに否定的な感情をもっている様子だ。豊受姫は不満そうなハーレーウェステンラをなだめるように、「まぁ、羽衣から難波に抜けていくときに大和時代の古墳をみたら次は奈良の都で鹿をみなくてはいけないっていうルールなんだから。」
ハーレー「じゃぁ苔むした細い道とか、木の小枝なんかがひっかかったりするの」
(ご芳名を記入:______)は、なんで今時のギャルがそんな古い歌知っているのか疑問に思いながら、やはり豊受姫のいうように、こいつらギャルなんかではなくて、実際のところ八百比丘尼みたいなもんなんだが、物語の八百比丘尼の悲惨な最後につながらないように、周りから怪しまれないように、定期的に書類上の年齢をリセットして人生エンジョイしているだけなのだろう。
 「ねぇねぇ、家に帰ったら庭から小判が出るかもよ」ハーレー・ウェステンラが俺に話しかけてくる。しかし我がアパートには庭なんかない。
「庭ねぇ...、男は子宮ガンにならないって知ってた?」ちょっと回りくどい言い方だが、これでわかってくれるだろうか?
「うーんとねぇ、私たちはガンは元よりありとあらゆるどんな病気にもならないよ」だめだ、こいつ、本質はそこではなくてだな。「庭がないのに、庭から小判が出たりしないの」
 ご一行は鹿をみました。やはりあの古い歌の話で盛り上がってたあいつらは、小鹿に触っていました...。好きだねぇ。俺も中国三年生を聞いて無性にチンジャオロースー・ホイコーロー・エビチリ・シューマイ・マーボドーフが食いたくなってそのまま食べたってこともあるが。

章ごとのバランス

 やっぱりある程度予想していたことだけど、場所と人物名を置き換えるだけで話が量産できる第III章が一番生産性いいですねぇ。
 第一章はヒロインがヒロインなので作者の現実世界に危害が及ばないように非常に気を使うので最も遅い。これもはじめから予想していた。公開できないバリエーションならいくらでも考え付くんですけどね。
 第2章は、ヒロインがモデルの歌手とはほとんど関係のない設定なので制限はないし、モデルの歌手のファンは大人が多く、狂信的なファンは少ないから一番制約はないはずなんだけど、ぶっちゃけ第一章を待っているうちにずっと停止してたって感じ。

セカイの掟:第III章第VI話「キラ上野介」の巻 PART3

 「おきゃくさん、行くよ」マスターがカウンターに置かれた冷珈のグラスに手をかけている。滑らせて取らせようとしているようだ。しかしカウンターと俺たちのインベーダーゲームの間には空間がある。床にぶちまけるんじゃないか?
 どうせ無理だと思っているが、半分冗談で「はいよ」と手を広げてみせた。するとものすごい勢いでグラスをすべらせ、カウンターとインベーダーの間にある宙を舞って、インベーダーに着地、そのまま滑って俺の手にバシッと強烈にぶち当たる。
「いててて」(ご芳名を記入:_______)は思わず叫んでしまった。
 ホットはそのままスケート履いて持ってきた。
「モーニング中華の方?」マスターが聞いたので、俺がボソッと「おれ」と答えると、つけ麺の汁を置いた。「和食の方?」ベロナが手をあげると、ベロナにそばのつゆを渡し、ハーレー・ウェステンラにスープスパのスープを渡していった。結局どれもわんこそばだった。つけ麺が次から次へと運ばれるかそばが次から次へと運ばれるかパスタが次から次へと運ばれるかの違いでしかなかった。
 苦痛の1時間が経過した。
「こりゃ歓談したり、ゆっくりするところじゃないね。」俺は一つの結論に達した。
「ケーキとかないの?」俺はマスターに聞いたらないということだった。よかったとりあえずこの場は逃げられる。勘定を済ませてとっとと切り上げる。

「じゃぁ、せっかくだから、私の行きつけのまともな茶店に言って食後のスイーツでもどう?」ベロナが提案する。
「どこらへん?」
「ここから15000キロぐらいかな」
おい!
ベロナが風車ダイナモを操作してバク転すると前は戦車だったが、今度は飛行機に化けた。
「さぁ、私に乗って、イクわよ!」
...イキたくありません。男に乗って操縦桿を握るのは女と決まっているんだ。逆だ逆。
(いつやるかわからない、「恐怖のお菓子屋さん丸子雲丹」の巻につづく...。)

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